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【レビュー】折りたたみスマホ Galaxy Z Fold 2を使用して5ヶ月経過。この高すぎるスマホの価値を正直にお伝えます。

今回の記事のターゲットは、Galaxy Z Fold 2の存在を知っていて、かつ欲しいなあ、と考えてる方になります。

折りたためばスマホ、開けばミニタブレットとして使える夢のような端末Galaxy Z Fold 2。
けれど価格がとてつもなく高い。

そんな高価なGalaxy Z Fold 2を購入すべきか「清水の舞台から飛び降りる」覚悟をもてるかどうか迷っている方、この記事を読んでもらえば「飛び降りるか」それとも「飛び降りるのを止めるか」判断できます。

なぜなら、

  • コンセプトは異なりますが2画面スマホのLG G8X ThinQや小型タブレットのiPad mini 5を12ヶ月間、そしてGalax Z Fold 2を5ヶ月間利用しています。

その経験から先入観無しで端末比較ができます。

Galaxy Z Fold 2は実用性バツグン。だけど、おすすめできない。

いきなり矛盾した結論ですね。
やはりいくら実用性が高いとはいえ、

  • 1台のスマホに20万以上を出すのはおすすめできない、

という結論です。


理由を端的に言うと、

  • そのお金で他のモノを買ったほうが幸せになれますよ、

ということです。

例えば、同じくらいのお金を出せば「iPhone SE(第2世代) + iPad mini 5 + M1 MacBook Air」が買えるのです。

この組み合わせと比べてしまったら、Galaxy Z Fold 2の使用価値が相対的に下がってしまうのです。

1世代前のGalaxy Foldの弱点。サブディスプレイが使い物にならない。

初の折りたたみスマホということもあり、実用性は低かったようです。

どこが実用的でなかったというと、折りたたんだ状態でのサブディスプレイが小さすぎでスマホとしては使い物にならなかったようですね。

ただ、小型タブレットとしては使えたようです。私は使ったことがないので、評価はできないのですが。

弱点を克服したGalaxy Z Fold 2。サブディスプレイの実用性は高い。

その弱点を見事に克服したのが、Galaxy Z Fold 2です。
サブディスプレイが大きくなりました。かなり縦長で今発売されているスマホで一番縦長であるXperia 1シリーズより長いのです。
縦長画面はTwitterやInstagramなどのSNSアプリと相性がよいので、メイン利用するスマホとしても十分使えます。


さらに

  • マルチウィンドウ(画面分割)すれば、上部にYouTube、下部にTwitterやChrome

といった構成で快適に見れます。

下のキャプチャのように、上部のYouTubeの領域を小さくすることで、下部のTwitter領域は普通のスマホぐらいのスペースが確保できます。

小型タブレットとしてのGalaxy Z Fold 2。類を見ない使いやすさ。

小型タブレット(画面を開いた)状態の実用性はどうでしょう。

  • とてつもなく使いやすいです。

正方形に近いアスペクト比(縦横比)、軽量(200g台後半)、Samsungのソフトウェア(One Hand Operation +、エッジパネル)の相乗効果により、一度使ってしまったら離れられなくなります。


Galaxy Z Fold 2の使用感ですが、こちらも良好です。画面描画のリフレッシュレートが120Hzということもあり、ヌルヌルとスクロールします。

また、左右でマルチウィンドウすれば、下のキャプチャのようにLG G8 ThinQのように2画面スマホのような形態で使えます。エッジパネルと合わせることにより、簡単にマルチウィンドウに切り替えられるのがストレスフリーです。

Galaxy Z Fold 2の絶対評価は高い。ただし、相対評価になると残念。

ということで、ガジェット好きにとって、Galaxy Z Fold 2は今まで発売されたどのスマホよりワクワク感があり、かつ実用性が高いスマホです。

  • が、やはり価格が20万を超えるとなると、おすすめすることはできません。

画面が折り畳めるテクノロジーなど、最新の技術や素材に原価がかかっていることは理解できるのですが、20万の使用価値を感じることができませんでした。

同じくらいの金額を支払えば、もっと幸せになれる選択肢があるからです。

2画面スマホの「LG G8X ThinQ」と比べる。結論=LG G8X ThinQの勝ち。

2つのアプリを起動した状態での使い勝手を比べます。
比べる条件は以下の通り。

  • Galaxy Z Fold 2は、ミニタブレット形態で左右マルチウィンドウにした状態
  • LG G8X ThinQは、デュアルスクリーン状態

結論、

  • LG G8X ThinQのほうがが良い、

です。


理由は、トータルの使い勝手は引き分けだが、圧倒的な価格差、です。

持ちやすさ:「Galaxy Z Fold 2 > LG G8X ThinQ」

重量は

  • Galaxy Z Fold 2は「279g」
  • LG G8X ThinQは「331g」

数値上の差は約50gですが、手に取るとかなり重量差を感じました。

Galaxy Z Fold 2は横幅が狭く、厚みも薄い。さらにボディの質感が高いので、一枚の高級な板のような感じです。

一方、LG G8X ThinQは、横幅、厚みともにそこそこあり、ボディの質感はゴムやプラスチックなので、重い塊のように感じます。

見やすさ:「Galaxy Z Fold 2 < LG G8X ThinQ」

LG G8X ThinQは、通常利用時のアプリサイズをそのまま2画面に表示できます。

スマホを2つ横に並べたような状態なのでとても見やすいですね。

Galaxy Z Fold 2は、若干アプリサイズが縮小されますが、実利用上は問題ありません。
とはいえ、デュアルスクリーンが売りであるLG G8X ThinQのほうが見やすいです。

操作性:「Galaxy Z Fold 2 > LG G8X ThinQ」

2つのアプリ起動とかアプリ切り替えにかかる手間を比較してみます。

アプリ起動方法はGalaxy Z Fold 2が工夫されています。

  • エッジパネルに事前にアプリペアを設定しておけば、一発で2つのアプリを起動できます。

アプリの切り替え、例えば右側のアプリだけを別なアプリに切り替えることも簡単にできます。

具体的には、エッジパネルから切り替え先アプリを選択し、切り替え元アプリにドラッグするだけです。

LG G8X ThinQはというと、アプリ起動方法はシンプルです。単に表示させたい画面側でアプリを起動するだけです。

Galaxy Z Fold 2のような工夫は見られませんが、実用上支障はないですね。

対応アプリ:「Galaxy Z Fold 2 = LG G8X ThinQ」

私が主に利用している、YouTube, Chrome, Twitter, Instagram, ドラクエウォークであれば両機種とも問題なく2画面で動作します。

Galaxy Z Fold 2のほうは設定をゴニョっといじったり、Samsungアプリ「Multi Star」をインストールする必要がありますが。

価格:「Galaxy Z Fold 2 <<<<< LG G8X ThinQ」

  • LG G8X ThinQの圧勝です。

約4倍の差があります。LG G8X ThinQは約5万円。Galaxy Z Fold 2は約20万円。

もう一度結論。LG G8X ThinQの勝ち。

2画面利用用途であれば使い勝手の大きな差は無いので、圧倒的な価格差により「LG G8X ThinQ」がおすすめです。

小型タブレットとして「iPad mini 5」と比べる。結論=iPad mini 5の勝ち。

小型タブレットとして完成度の高いiPad mini 5と比べられるほど、

  • Galaxy Z Fold 2の完成度は高いです。

ですが、

  • 結論、iPad mini 5のほうがが良い、

です。

理由は、トータルの使い勝手はややGalaxy Z Fold 2だが、圧倒的な価格差、です。

先程のLG G8X ThinQと同じ理由になってしまいましたね。やはり、価格は重要ですから。

持ちやすさ:「Galaxy Z Fold 2 > iPad mini 5」

以下の通り、数値上の差は約20gです。

iPad mini 5がどうこうと言うより、

  • Galaxy Z Fold 2が物理的に小さく軽量で持ちやすい、

としか評価できないですね。

iPad mini 5もかなり持ちやすいですが、Galaxy Z Fold 2はそれ以上です。

物理的な大きさを比較すると、

  • 2回りぐらいGalaxy Z Fold 2のほうが小さいです。

Galaxy Z Fold 2は「279g」
iPad mini (Wi-Fi)は「300g」

見やすさ:「Galaxy Z Fold 2 < iPad mini」

1つのアプリを1画面に表示させた場合での比較です。

  • アスペクト比が4:3のiPad mini 5が見やすいです。

Webサイトや雑誌などは4:3をベースに最適化されているのでしょうか。同じページを表示した場合、表示される情報量はiPad mini 5のほうが多い気がします。

物理的な画面サイズがiPad miniのほうが若干大きいこと、縦横比のバランスが3:4であること、その分見やすさはiPad miniですね。

2つのアプリ起動:「Galaxy Z Fold 2 > iPad mini」

これはGalaxy Z Fold 2のほうが工夫されています。

  • Galaxy Z Fold 2は画面分割を上下にもできますし、左右にもできます。

さらに、正方形に近いアスペクト比のため、縦持ち状態で左右分割しても、問題なく2つのアプリを利用できます。

一方、iPad miniの場合、Split Viewで画面分割しますが、これがひとクセあります。分割が左右にしかできません。

また、iPad miniのアスペクト比では、縦持ち状態だと、アプリが縦長に表示されイマイチです。横持ち状態にすれば、そこそこ使いものになりますが、持ち変えるのが面倒です。

最終結論。Galaxy Z Fold 2は高いのでおすすめできません。同じ金額で「iPhone SE(第2世代) + iPad mini 5 + M1 MacBook Air」を買ってください。

20万以上出してGalaxy Z Fold 2を買うのはおすすめできません。

各社から折りたたみスマホが発売され、価格競争により10万くらいで買えるようになれば、自信を持っておすすめします。

余談ですが、Galaxy Z Fold 2のサイズの小型タブレットが即買いです。折りたたみ形状で不要でその分価格を下げてほしいです。

  • この記事を書いた人
レバレジ

レバレジ

「レバレッジを効かせた生活」をテーマに情報発信。 2013年から格安SIMを利用。以後、1年に1回は格安SIMを乗り換え、お得で品質良い格安SIMを求め日々情報収集。 4人家族でスマホ通信費は月2,000円。

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