【2023年版】格安SIMのデメリットがいつの間にか解消されてた話

2021年、総務省が中心となり様々なルール変更がありました。

  • MNP手数料の無料化
  • 違約金の撤廃
  • キャリアメールの持ち運び
  • SIMロックの禁止

これらのルール変更のおかげで、格安SIMへの乗り換えが手軽になりました。

そして、なんと言っても大手キャリアのオンライン専用プランの登場

ahamoとかLINEMOとかpovoのことですね。

オンライン専用プランのおかげで、格安SIMのデメリットがかなり解消されました。

この記事では、格安SIMのデメリットがどう変わったのか? をお伝えします。

自己紹介
  • 2014年から格安SIMを利用(9年間)
  • 4人家族のスマホ代合計 = 月3,260円
  • 無駄・我慢が大嫌い / 価値あるモノへの支出は大好き

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レバレジ
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格安SIMのデメリットは改善された

今まで現在(2023年)
平日12時台の通信速度が遅い速い会社も出てきた
端末の初期設定が難しいマニュアルや設定アプリが充実
対応端末の判断が難しいiPhoneやSIMフリー端末なら気にしなくてOK
キャリアメールが使えないキャリアメールが使えるようになった
通話定額オプションが無かった通話定額オプションが使えるようになった
支払いはクレカのみ口座振替も使える会社が増えた
乗り換えの狭間で、スマホが使えない期間があるスマホが使えない期間が無くなった
LINEのID検索が出来ないLINEのID検索が出来る会社が出てきた
店舗サポートを受けられる会社が少ない相変わらず少ない
端末故障のサポート体制が貧弱相変わらず貧弱

デメリットがかなり改善されました。

とはいえ、すべての格安SIM会社が改善したわけではありません。

重要なのは「どこの格安SIM会社を選ぶか?」

どこの格安SIM会社を選べば良いのかは【格安SIMが多すぎて決められない人向け】絶対に失敗しない格安SIMをチェックしてみてください。

本サイトでの格安SIMの定義

本サイトでは、格安SIMの定義を

格安SIM = 月3,000円以内のプラン

としています。

一般的には「格安SIM = 大手キャリアから回線を借りている会社」としている風潮があります。

ですが、大手キャリアのオンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMO)が、格安SIMと同レベルの料金になったので、格安SIMと呼んでもいいのでは? と思いました。

本サイトでの格安SIMとは以下の会社を指します。

大手キャリアのオンライン専用プラン・サブブランド

  • ahamo
  • povo
  • LINEMO
  • ワイモバイル
  • UQモバイル

大手キャリアから回線を借りている会社

  • IIJmio
  • mineo(マイネオ)
  • BIGLOBEモバイル
  • NUROモバイル
  • 日本通信SIM
  • ・・・など多数

平日12時台の通信速度が遅い ⇒ ◎速い会社が出てきた

格安SIMのデメリットの代名詞は「通信速度が遅い」ですよね。

確かに2021年以前は通信速度が遅い会社が多かったです。特に平日12時台はどこの会社でも遅い状態でした。

2021年の大手キャリアのサブブランドが登場以降、「安い = 平日12時台の通信速度が遅い」といったイメージが払拭されてます。

格安SIMでも「平日12時台の通信速度が速い会社」は以下の5社です。

  • ahamo
  • povo
  • LINEMO
  • UQモバイル
  • ワイモバイル

店舗でサポートが受けられない ⇒ ×改善してない

ほとんどの格安SIM会社は店舗サポートが受けられません。

それはそうです。Amazonがデパートより安いのと同じ。店舗を持つと家賃や光熱費、人件費などなど多くのコストがかかるので、その分、料金に上乗せされます。

以下の格安SIMは店舗サポートが受けられますが、格安SIMの中では料金が高いです。

しっかりと料金が上乗せされてますね。

実店舗でサポートを受けられる会社
  • UQモバイル
  • ワイモバイル

キャリアメールが使えない ⇒ ◎キャリアメールの持ち運びOK

以前は、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を解約したらキャリアメールが使えなくなりました。

しかし2021年12月以降、大手キャリアを解約してもキャリアメールを使い続けることが出来るようになりました。月300円ぐらいかかりますが。

大手キャリアは大々的に宣伝してません。

それはなぜか? 知られてしまうと、格安SIMへ乗り換えし易くなってしまうためです。

じゃあどうして? となりますよね。それは総務省に指示されたので嫌々サービスしているのです。

そのため、キャリアメール持ち運びサービスを使うに当たっては、色々と条件があるので注意が必要です。

こちらの記事【徹底解説】キャリアメール持ち運びの利用条件|注意点(ドコモ|au|ソフトバンク)に注意点をまとめたのでチェックしてみてください。

通話定額プランが少ない ⇒ ◎ほとんどの会社で通話定額オプションあり

各社で通話定額オプションが用意されています。

オプション内容は以下のパターンが多いです。

  • 5分以内の通話が使い放題
  • 10分以内の通話が使い放題
  • 無制限使い放題

支払いはクレジットカードのみ ⇒ ◎口座振替がOKな会社もある

大手キャリアのオンライン専用プランであるahamoやLINEMOは口座振替で支払うことができます。もちろんクレジットカードもOK。

一方、IIJmioやmineoなどの大手キャリアから回線を借りている会社はクレジットカードのみとなっています。

口座振替がOKな会社
  • ドコモ「ahamo」
  • ソフトバンク「LINEMO」
  • UQモバイル
  • ワイモバイル

乗り換え後、数日間スマホが使えない期間がある ⇒ ◎スマホが使えない期間は無くなった

SIMカードが到着し端末初期設定をしたら、すぐに回線開通できます。

LINEでID検索で友だち追加できない ⇒ ◎LINEMOとmineoは出来る

そもそも、LINEの友だち追加をID検索で出来ないことって、本当にデメリットなの? ID検索できないと何が困るの? と疑問に思いませんか?

実は「LINEの友だち追加をID検索で出来ないこと」デメリットではありません。

理由はこちらの記事で解説しています。気になる方はチェックしてみてください。

発売直後のiPhoneが「販売」されていない(最新iPhoneは「使える」)

格安SIMの中にはスマホセット販売している会社もあります。

ですが、発売直後のiPhoneを取り扱っている会社はありません。(最新iPhoneは「使えます」

格安SIMで最新iPhoneが販売されるタイミングは、早くても発売後半年ぐらいです。

では、格安SIMで最新iPhoneを使いたい方はどうすればいいのか?

Appleストアやスマホショップで最新iPhoneを購入できます。

Appleストアであれば、金利0%で分割払い(24回)ができます。ただし、分割払いの場合、「自動引き落とし or 銀行振り込み」にする必要があるので注意です。

一括で購入できる方へのおすすめは「イオシス 」です。

中古スマホ販売になりますが、ちょくちょく未使用品が販売されています。

未使用品であれば、通常価格より安く買えるのでお得です。

まとめ

2021年以降のルール変更により、格安SIMのデメリットがどう変わったのか? を整理してみました。

以下の通り、格安SIMのデメリットはほとんど改善されています。

店舗サポート受けなくてもOK、端末故障の時は自力でメーカに問い合わせできる、という人であれば格安SIMに乗り換えるメリットは大いにあります。

  • 平日12時台の通信速度が遅い ⇒ 改善
  • 端末の初期設定が難しい ⇒ 改善
  • 端末と回線の相性判断が難しい ⇒ 改善
  • 店舗でサポートが受けられない
  • キャリアメールが使えない ⇒ 改善
  • 通話定額プランが少ない ⇒ 改善
  • 支払いはクレジットカードのみ ⇒ 改善
  • 乗り換え後、数日間スマホが使えない期間がある ⇒ 改善
  • LINEでID検索できない ⇒ 解消
  • 端末故障のサポートがイマイチ

この記事を書いた人

2014年から格安SIMを利用(9年間)|4人家族のスマホ代合計 = 月3,260円|実際に使ったSIMの使用感を正直にお伝え

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